私達の体には「白色脂肪細胞」と「褐色脂肪細胞」の2種類の細胞があります。エネルギーを燃やして体温を上げる細胞は「褐色脂肪細胞」です。「白色脂肪細胞」は体の中の余ったカロリーを中性脂肪に蓄積する働きをします。褐色脂肪細胞の働きが悪いと基礎代謝が上がらないためエネルギーを燃焼することができません。
褐色脂肪細胞を活性化させるには、寒さを感じる冷点(クラウゼ小体)を刺激すると寒さを敏感に感じて細胞が働き体温が上がります。冷点が多く集まり刺激をするのに効果的な部位は手のひらです。手のひらは冷点が多いだけではなく、脳への刺激も多い場所なのです。
そのため冷えを改善するには、冷点の仕組みを利用すると良いでしょう。簡単にできるのが、手を冷やせばいいのです。出来るだけ冷水で洗い物をしたり、手を洗ったり、凍ったペットボトルを手で握るのがオススメです。手のひらを冷やすとたちまち体温を上げる機能が働くので身体が次第に温かくなると思います。しかし、長時間すると手が冷え過ぎて軽い凍傷のような状態になってしまいますので異常が表れる前に中止しましょう。
また慣れてくるようになると、手を冷やした後に平泳ぎをするように腕を回して、首は上下に動かして15秒したらお湯で温めます。これを5回ほど繰り返すと血流が良くなり、ジワジワと体温も上がってきます。冷え性や低体温の方は一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。